無料ドッグランの探し方と利用登録|公園のドッグランで必要な鑑札・注射済票・ワクチン証明

「近くに無料のドッグランはないかな?」と探してみると、市や県の公園にあるドッグランがたくさん見つかります。ただ、公園のドッグランは事前の利用登録が必要なところが多く、知らずに行くと入れないこともあります。この記事では、無料で使えるドッグランの種類と、公園のドッグランの利用登録で必要になる書類をまとめました。
※2026年10月時点の情報です。条件は施設ごとに違い、変わることもあるので、出かける前に各施設や自治体の公式サイトで確認してください。

無料で使えるドッグランは4種類
WAGHUBでは2026年10月27日時点で、料金が無料と登録されているドッグランを183か所掲載しています(料金をまだ登録していない施設は含みません)。名前から分類すると、半分ほどが公園や緑地のドッグランです。
種類 | 特徴 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
公園のドッグラン | 市や県が設置。広くて芝生のところも多い | 事前の利用登録が必要なことが多い。住民限定のところも |
高速道路のSA・PA | ドライブの休憩に立ち寄れる | 利用できる時間やルールは施設ごとに確認を |
道の駅・観光施設・アウトレット | お出かけのついでに寄れる | 施設の営業時間内のみのことが多い |
お店のドッグラン | ホームセンターやペットショップに併設 | 会員登録やカードの提示で無料になるしくみが多い |
お店のドッグランについては、ホームセンター・ショッピングモールのドッグランの記事でくわしく紹介しています。
公園のドッグランは「利用登録」が必要なことが多い
市や県の公園にあるドッグランでは、事前に利用登録をして、登録証(利用許可証)を受け取ってから使うしくみがよく見られます。登録のときにワクチンの接種などを確認することで、誰でも安心して使えるようにするためです。
例1:北海道苫小牧市
苫小牧市がドッグランの利用者向けに出しているQ&Aでは、利用許可の条件として狂犬病予防接種と5種以上の混合ワクチンの接種が挙げられています。利用許可証は、ほかの利用者にも見えるように常に掲示する決まりです。日中に市役所へ行けない人は、申請書を郵送して手続きすることもできます。また、体重10kg以下の犬は小型犬スペースを使うこと、飼い主1人につき2頭までといったルールもあります。
例2:東京都日野市
日野市営ドッグランの利用登録要領では、登録の条件が細かく決められています。
- 日野市に住民登録している18歳以上の人であること。
- 犬が生後183日以上で、日野市で犬の登録をしていること。
- 犬鑑札(またはマイクロチップの登録証明書)を見せられること。
- 1年以内に狂犬病予防注射を受け、その年度の注射済票を受け取っていること。
- 1年以内に5種以上の混合ワクチンを接種したこと(または1年以内の抗体価検査で十分な抗体が確認されたこと)。
書類はコピーや写真でも申請でき、郵送や電子での申請も受け付けています。登録は年度ごとで、毎年更新の手続きが必要です。なお、狂犬病予防注射の猶予証明を受けている犬は登録の対象外とされています。
例3:東京都の海上公園
東京都港湾局の案内によると、大井ふ頭中央海浜公園などのドッグランを使うには利用者登録が必要です。3つの公園のドッグランは、どの公園で登録した登録証でも共通で使えますが、登録証の更新は最初に登録した公園でしか受け付けていません。
公園でも有料・サブスク制のところがある
公園のドッグランがすべて無料とは限りません。たとえば、2026年10月に品川区立東品川海上公園に開設されたドッグランは、Webサイトから申し込む月額のサブスク制です。公式サイトによると、料金は1頭あたり品川区在住者が月550円、それ以外の人は月1,100円で、入場するときはテンキーに解除番号を入力します。小型犬専用エリア(10kg未満が目安)と全犬種のフリーエリアの2つがあります。

登録で求められることが多い書類
書類 | どんなもの? | どこでもらう? |
|---|---|---|
犬鑑札 | 犬の登録をすると交付される金属やプラスチックの札。登録は生涯に1回 | 住んでいる市区町村 |
狂犬病予防注射済票 | その年度の狂犬病予防注射を受けた証明の札。毎年交付される | 市区町村(動物病院で手続きを代行できる地域も) |
混合ワクチンの接種証明書 | 「5種以上」「1年以内」など条件があることが多い | 接種した動物病院 |
登録申請書・誓約書 | 施設のルールを守ることを約束する書類 | 自治体や公園のWebサイト、管理事務所 |
鑑札と注射済票は、狂犬病予防法で犬に着けておくことが飼い主の義務とされています。厚生労働省も、ドッグランで鑑札や注射済票を着けていない犬がいることについて、自治体を通じてドッグランの設置者に周知するよう求めています。ドッグランに行くときは、首輪やハーネスに着けておきましょう。

はじめて行く前のチェックリスト
利用登録が必要か調べる
自治体や公園のWebサイトで確認します。窓口の受付が平日だけのこともあるので、早めに手続きしましょう。
住民限定かどうか確認する
市内に住んでいる人しか登録できないドッグランもあります。
ワクチンの時期を確認する
「1年以内」の条件が多いので、期限が切れていないか確認を。子犬は月齢の条件にも注意します。
鑑札と注射済票を着ける
登録のときに見せるだけでなく、利用中も着けておくのが基本です。
登録証を持っていく
登録証の掲示や提示を求められる施設があります。更新の時期もメモしておきましょう。
WAGHUBで無料のドッグランを探す
WAGHUBのドッグラン検索では、料金を「無料」で絞り込めます。無料と登録されているドッグランが多い都道府県は次のとおりです(2026年10月27日時点)。
都道府県や現在地からも絞り込めるので、「近くの無料ドッグラン」を探すときに使ってみてください。愛犬を登録しておくと、体重・犬種・ワクチン条件から「うちの子が使えるか」の目安も表示されます。くわしい使い方はドッグラン検索の使い方ガイドをご覧ください。